ステビアについて

ステビアについて

よく弊社へのお問い合わせで、ステビアとは何ですか?

ステビアは添加物なので、からだに悪いのでは?

と言ったご質問を受けることがありますので、今回はステビアについてご説明いたします。

 

弊社では、菌の玉手箱を美味しく皆様に召し上がっていただくために、天然の甘味料として「ステビア」を微量使用しています。

 

「甘味料」と一言で言っても非常の多くの種類があります。

甘味料を大きく分けると、糖質由来のものと、糖質以外に由来したものがあります。

簡単に言えば、糖質に分類されるかされないかで分けられます。

 

「糖」全体の分類等にについては、別途改めてご説明したいと思いますが、糖質由来とは、炭水化物の内、食物繊維を除いたものの総称です。

砂糖も糖質に分類されますし、トウモロコシ等のでんぷんからとれる糖もこれに該当します。

 

弊社が使用している天然甘味料「ステビア」は、非糖質系に分類されます。

 

非糖質系とは、糖質以外から作られた甘味料のことを指し、その内、

人工甘味料と天然甘味料に分類されています。

 

わたし自身が日々の生活の中で最も避けたい添加物の一つが人口甘味料です。

人口甘味料はたくさんありますが、主に次の甘味料が知られています。

「アステルパーム」「スクラロース」「アセスルファムカリウム」「サッカリンナトリウム」「ネオテーム」「アドバンテーム」等です。

これらの危険性については、別途、「糖」の時に説明いたしますが、人口甘味料は腸に悪影響を及ぼします。

そして、人口甘味料により腸の状態が悪化すると、脳腸相関といって脳にも悪影響を及ぼします。

 

人口甘味料は、多くの食品に当たり前のように使用されていますが、サプリメント等の健康食品にもよく使用されています。

 

わたしたちは、人間の体にとって、このような人口甘味料は必要ないと考えておりますので、全ての商品に使用しないことを宣言しております。

 

 

しかし、良薬は口に苦しとは言いますが、健康になるための健康食品の原料は、

美味しくないということは往々にしてあり、

実際、菌の玉手箱も菌だけですと、食べにくい味です。健康食品と言えども、

皆様に美味しく、且つ体に悪いものは決して使いたくない。という想いで、

味の試作には数か月をかけて検討して参りました。

 

そして、美味しさを追求した結果、ステビアが最適だと判断いたしました。

 

このステビアという甘味料は、植物由来の甘味料となります。

南米原産のキク科の植物で、その葉っぱを口に入れ、噛むだけで甘みが感じられ、植物由来の穏やかな甘味が特徴です。

パラグアイでは400年も前からステビアを、マテ茶を甘くするために利用されていました。

あまり馴染みがないかもしれませんが、ハーブティー等にもよく使用されている植物です。

その葉に含まれる甘味成分を抽出・精製して使用しております。

 

ステビアの安全性は高く、これまで30年にわたり多数の大学及び、研究機関 で評価・確認されております。

日本はだけでなく、北アメリカやヨーロッパ、アジア、南アメリカでも使用が認められています。

また、血糖値が上がるリスクが低いため、ダイエット等を気にされている方も気兼ねなく摂取でき、虫歯になる成分を入っておりませんので、安心して噛んで食べることができます。

 

一部の情報として、ステビアに、1968年の動物投与の実験で、妊娠率が低下したという報告があり、

その内容が雑誌に掲載されるとステビアには妊娠中毒や発がん性があるという説がありますが、

この情報は「ステビアエキス」を投与して結果であり、ステビア甘味料とはまったく組成の異なるものです別のものですので、ご安心ください。

なお、この試験はその後追試により、再現性が得られず、継続した研究により世界中の規制当局よりステビアの使用による継世代毒性がなく、悪影響がないと判断されています。

現在では、妊婦、子供、大人にとってステビアが安全であることを証明する研究結果が出ています。

 

注意点としては、ステビアはキク科の植物のため、キク科のアレルギーを持つ方は、アレルギー反応を起こし可能性がありますので、ご注意ください。

 

 

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